VPSに設置したWPのサーバのパーミッションを設定

2016年09月09日

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構築したVPSの中にWP(wordpress)を入れた際に幾つかの問題が発生しました。
これらはパーミッションが原因で発生しているものでした。
またセキュリティの面からもWPのファイルやディレクトリのパーミッションを見なおしてみます。

そもそもパーミッションをちゃんと設定しないことでどんな問題がおきるのかと言うと主に以下があげられると思います。

  • FTPでファイルが編集出来ない
  • プラグインのインストールやバージョンアップに失敗する
  • ファイルのアップロードが出来ない
  • セキュリティの問題

所有者はどれにするのか

まず結論として所有者は「apache」にすべきです。幾つかの機能は所有者を見ているためapacheであることが望ましいとのこと。
なのでapacheに所有者を変更します

su -
chown -R apache /*WPの格納されているディレクトリ*/

-Rを入れることで「ディレクトリとその中身の所有者を再帰的に変更」されます。
要はディレクトリ中にあるもの全てに同じ所有者を適用されます。

パーミッションはどうするのか

パーミッションを正しく設定すれば生じる問題点が全て解消されます。
パーミッションの設定は以下のとおり

  • ディレクトリは775
  • ファイルは664
su -
find /*WPの格納されているディレクトリ*/ -type f -print | xargs chmod 604
find /*WPの格納されているディレクトリ*/ -type d -print | xargs chmod 755